税理士事務所の必要性

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神戸で評判の良い税理士事務所の選び方

神戸で税理士をお探しの方へ

 

経営者の仕事に「税理士選び」を挙げる方もいます。
税務相談の時、セミナー後の質問タイム、知り合いの経営者からのメール。
「良い税理士の見分け方ってなんですか?」と聞かれます。
そこで、
”税理士選びのポイント”
業界人として考えました。
税理士事務所選びのご参考になればと存じます。
 
近年はクラウドが進むことで、地域を問わず税理士を選ぶことができる反面、地方ではクラウドの対応が遅れていることがあります。 地域柄も含めてご紹介できるよう、「神戸で税理士を選ぶ」としました。少しずつ加筆していきたいと思っています。
 
 

良い税理士事務所のポイント

✅信頼(実績)

過去の実績を確認することをお勧めします。どれだけの期間にどれだけの会社を見てきて、どのようにお客さまをサポートしてきたのか。専門性とは違う処理対応のスピーディーさがわかります。実績は経験の証。信頼の証と思います。

✅得意分野の経験

相続、社団法人、医院、学校法人など、一般の事業と異なる業種があります。これらは、どれだけ経験してきたかで差がでるので、どの程度これらの業務・業種に明るいか、業務遂行上の能力を確認することをお勧めします。具体的に顧問した経験があるか、件数や規模など質問するといいと思います。

✅サービス内容

「コンサルティングされてますか?」「クラウド会計に対応できますか?」税理士事務所に求める業務は人によって違いますが、もともとサービスに無い業務を求めることはできませんしてほしい事を事前に対応可能か確認しましょう。

✅費用の内訳

税理士事務所の報酬は、顧問料+申告料が基本的な料金で、オプションで記帳代行や年末調整などがあります。料金の確認も重要ですが、内訳の確認をお勧めします。顧問料に記帳代行が含まれる契約だと自分で記帳をしても安くなりません、記帳量が増えると顧問料が上がるはず。色々としてもらえて安いのは品質が悪いか、実は高い(追加料金がある)かのどちらかだと思います。

✅事務所の規模

税理士事務所は零細企業が大半です。代表税理士1人に事務補助数名の事務所も多いです。その場合、税理士が独りなんでもしてしまう事務所だと相談事の回答が遅くなります。スタッフとは連絡がついても税理士の回答待ちとなりレスポンスが遅くなると思います。スタッフの能力や権限など組織体制を確認してもいいと思います。

✅相性

代表税理士やスタッフ、組織として相性が合う・合わないは重要と思います。税理士事務所でも違い(個性)があります。そして、その個性と自分が合うかどうかは人によって違ってきます。税理士事務所を実際訪ね、直接顔を見て自分の現状や希望を話し、しっかり聞いて自分と合うか感じて欲しいです。事務所内の空気も確認するとより良いと思います。
 

 
 
 

”神戸の税理士選び”の補足

「得意分野の経験」について

資格を持っているという意味では全ての税理士は同じですが、専門性とどの業種に強いかは異なります。税務申告だけでいうと、「業種に強い」意味に大きな違いはありませんが、経営のアドバイスを行う上では、その業種の利益率やビジネス構造、業界動向など税務以外の経営者の相談にも的確に回答できますこれらは経験で違ってきます。
ご自身の事業について、対応可能なのか?を確認すると同時に、「(同じ業種が)顧問先にありますか?」と質問するのもいいと思います。

 

「相性」を大切にしたい理由

税理士さんから自分と同じ方向を向いてくれる自分が気づいていなかった事をアドバイスしてくれる、時に言いにくいような話をしてくれる
これらは税理士として当然の事ですが、重要なのはその話に耳を傾けられる税理士と出会うことだと思います。
事業をする上で顧問税理士はいても、顧問弁護士や顧問司法書士、社労士はなかなかいません。経営の色々な相談を先ずは税理士事務所となりがちです。思っている以上に税理士との接点は増えます相性は何よりも大切だと思います。

 
 
 

”税理士選び”注意点

見分ける基準を言うと「具体的にどう見たらいいの?」と聞かれます。
逆に、「どうだったら良く無いのか?」も聞かれます。
そこで、気をつけた方がいい事務所も考えました。
 

"安い"を売りにしている

ビジネスなので安売りはあっても不思議ではありませんが、あまりに安いと心配です。書類だけで言うと、高くても安くても見た目は一見変わりません。中身はきっと違うかもしれませんが、なかなか一般の人に違いは分からないと思います。形にないものだからこそ、安さの先に安心や信頼できるかを見極める必要はあると思います。

契約書・見積書が出ない

口約束、どんぶり勘定。安い顧問料と思っていたら含まれてると思っていたサービスがなかった。 税理士事務所業界も自由化が進み、サービスも料金も結構違ってきてます。口頭で聞いたり確認しても後で「これはどうだっけ?」になります。検討段階で書面で分かる方が安心です。見積や契約書、料金表を書面で出してもらえない事務所はより確認した方がいいと思います。

税務調査に来ないを前面に謳う

税務署は来ます。特に黒字の会社や成長著しい業種は目につくので来ませんなんて言えません。本当に大切なことは、税務調査が来ても枕を高くして、安心して対応できる環境づくりです。成長する企業ほどそれができてると思います。毎日の積み重ねしかありません。安心を謳う言葉には注意が必要だと思います。

”神戸の税理士選び”注意点補足

価格とサービスの2つの視点

限られた資金で事業を行うためコストは抑えたい。税理士の顧問料もその一つ。税理士事務所で金額はマチマチです。顧問料を料金第一で決めてしまって良いのでしょうか?2つの視点をご紹介します。
【価格の差がサービス品質の差の場合】
商品の値段には理由があります。一般的に原価が高いと売価は上がります。”多くの顧問先を持つ事で価格を下げられます”という言葉は、税理士業界では説得力が欠けると思います。良いと思われるサービスが安く感じたら「なぜ安いのか?」確認することをお勧めします。
【価格の差がサービスの種類の差の場合】
値段の差はサービスの差。書類を年1回郵送し申告書が送られてくるサービスと、定期的に経営状況を数字で説明し相談に答えるサービスが同じ料金は考えにくいです。「何をしてくれるのか?」具体的な金額+サービスで比較することが大切かもしれません。
金額とサービスの確認をしっかりしましょう。

 
 
 

”神戸の税理士選び”追加説明

 
 「✅サービス内容」で、「してほしいことを事前に確認しましょう」と案内しました。「どんなことをしてほしい傾向にあるのか?」ご質問がありましたので、思いつく範囲になりますが追加いたします。客観的に「して欲しいことができるか」を知る方法があります。
 

経営革新等認定支援機関について

「経営革新等認定支援機関」という経済産業省の認定制度があります。
認定されている税理士事務所では
・融資の際に金利が下がる
・補助金申請の証明書を発行できる
・節税に繋がる申請ができる
といった経営支援の手続きを行う事ができます。
 
税理士事務所は融資や資金繰りの専門家ではありません
「経営革新等認定支援機関」の税理士事務所は経営支援に強いといえると思います。
 

 

 経営革新業務の実績を確認しましょう

 経営革新等認定支援機関を登録している税理士事務所は多くあります。ですが実際に支援機関業務を積極的に行なっている税理士事務所は決して多くありません。管轄の経済産業省は認定支援機関ごとに取り組み実績をHPで公開しています。どの支援を何件支援したかが記載されておりそちらを参考にすれば良いと思います。補助金にかかるものは外部(提携先)に回す場合があり神戸の税理士事務所で請けても実務を外部が行なっている場合が考えられます。

 
 

クラウド会計の人気が高いです

インボイス制度、電子帳簿保存法の解決にクラウド会計を上げる事業者さんは多いです。国内ではMFクラウドとFreeeの二極化です。弊社はMFクラウド専門なので、Freeeのことはわからないですが、MFクラウドの導入事務所はわかります。
MFクラウド対応の税理士事務所
全国3,566件(2023.6現在)
内訳
ブロンズ 1,844件 (無料)
シルバー 357件  (導入実績10件未満)
ゴールド 1,087件 (導入実績件数10社以上)
プラチナ 278件  (導入実績件数30社以上)
となっています。
 
上記から、実績数でランクアップするゴールドプラン以上が(MF)クラウドに強い税理士事務所と言えると思います。
 
一方で、
税理士登録80,054人。(2022.2現在)
 
MFクラウドの対応が可能な税理士事務所
4.45%
MFクラウドをしっかり対応できそうな税理士事務所
(ゴールド+プラチナプランの事務所)
1.7%
 
ゆう税理士事務所は、プラチナメンバーとして、兵庫県でも指折りの導入実績を誇ります。また、クラウド会計だけではなく、クライド給与や勤怠の支援もおこなっています。
 

 
神戸の税理士事務所でMFクラウドのゴールド以上の件数は22件(2024.10)。神戸市の事業者数や税理士事務所の数からみると少ないです。税理士事務所を選ぶ際に優先して確認した方が良いかもしれません。

ネットワーク力は大切

 どんなに優秀な税理士、大きな税理士事務所でもお客様の経営課題を全て解決することはできません。しかし、現実では顧問税理士に税務以外の相談をすることは普通にあります。その時にどう解決できるかを提案する力は大切だと思います。
 例えば社会保険の加入だと社会保険労務士が対応します。ネットで検索して出てきた多くの社会保険労務士事務所が業務を請てくれるでしょう。ですが、労基の調査、外国人雇用対策など専門性や経験から得意不得意があり対応してもらえない分野もあります。
 ニッチな専門分野を持つ士業は実は少なく、特化している場合もあるので簡単に見つけることが難しい場合も。
 最適な人材を紹介できるネットワーク力はとても大きいです。
 

 
 
 

"神戸の税理士選び"まとめ

税理士事務所の選び方の本音を紹介しました。
結論は、

 ・ 「会社の状況に必要な専門性を持つ税理士事務所」の中から「その業種に強い税理士事務所」を選ぶ
 
・ 経営相談を申し込み、自分の現状や悩みを話し、その回答も含め自分との相性を感覚で判断する
 
・ 具体的な業務毎の料金体系が明確でその金額に納得できる
 
できるだけ多くの税理士さんに会ってしっかり話をする
聞きたいこと、聞きにくいことを先に延ばすと後で余計に聞きにくくなりますメモを書いて読み上げるくらいの気持ちを持ってほしいです。
その時の印象を大切にするべきと思います。

 
 

 
 
 

おわりに

初めて税理士事務所を探している方は、
・これから事業を始める方
・事業が軌道に乗ってきた方
個人事業・法人問わずに変化が大きい時期です。
資金調達、法人化、経営相談まで取り組んでいる税理士事務所が良いかもしれません。
 
税理士の変更に悩まれている方は、
事業が成長し次のステージを考えている段階だと思います。今の税理士事務所に不満があるわけではないけど、何か物足りない。。。おそらくそれは、税理士業務+αの範疇を超える相談をしたいからだと思います。
ある程度のキャリアを重ねた税理士さんを探されると良いかもしれません。
 
 

 
 
 

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良い税理士事務所と出会い、事業の成功・繁栄を願っております。

 
 
 
 

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